【速報】事業再構築補助金の公募要領が公開されました!

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

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このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。

以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。

https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/

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事業再構築補助金の事務局ホームページが開設されました。

そして公募要領も併せて公開されています。

 

詳細は順次解説していきますが、大きなポイントを述べたいと思います。

 

募集は複数回実施

公募期間の項目を見ると第1回の公募スケジュールが記載されています。つまり、募集は年間をとおして何度も行われることになります。チャンスは多いといえます。

 

公募開始:令和3年3月26日(金)

申請受付:令和3年4月15日(木)予定

応募締切:令和3年4月30日(金)18:00

 

ここで思うのですが、第2回目が例えば6月になると売上減少の期間が変わることになります。

そうなると緊急事態宣言後に売上高が大幅に落ちた企業は2回目の申請の方が有利かもしれません。

4/5の緊急事態枠を利用した方が良いともいますので、タイミングも検討した方が良いかもしれませんね。

 

事業計画書はフリースタイル!

他の補助金と大きく違うのは申請様式がないことです。様式がないということは、事業計画書を「オリジナル」で作成することになります。まさにフリースタイルなわけです。

 

なお、自由様式としても以下の点を含めることが求められますので、素直に以下の構成で記載していくべきだと考えられます。

1:補助事業の具体的取組内容

2:将来の展望(事業化に向けて想定している市場及び期待される効果)

3:本事業で取得する主な資産

4:収益計画

 

ものづくり補助金の中古機器購入と同じ要件を適用

主に製造業向けへの配慮からなのか、ものづくり補助金が昨年より認めた「中古機器」を認める動きと同様に、中古機器の導入を認める方向のようです。

 

公募要領には以下のように記載されています。

中古市場において広く流通していない中古機械設備など、その価格設定の適正性が明確 でない中古品の購入費(3者以上の中古品流通事業者から型式や年式が記載された相見 積もりを取得している場合等を除く)

審査項目が特徴的

補助金の審査項目は、新規性、優秀性、市場性、政策性等が審査されます。

 

しかし、事業再構築補助金では以下の点が審査されます。

〇事業化点:事業再構築ができる体制かどうかを主に判断します

〇再構築点:事業再構築指針に基づいた取り組みか

〇政策点:先端的なデジタル技術、低炭素技術の活用、新型コロナウイルスを乗り越える取り組みか

これまでの補助金と審査するポイントが大きく違いますので、申請書の作成は

 

以上がとりあえず大きなポイントだと考えています。

 

事業計画が自由書式であるため申請企業様にとってかなりハードルが高いものといえます。

認定支援機関のサポートを受けた申請書の作成が必須なわけが分かりますね。