【予測】事業再構築補助金は申請し時か

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

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このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。

以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。

https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/

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第1回目の事業再構築補助金の申請締め切りまで10日程度となりました。

1月のアナウンス時点で目的をもって事業計画を考えていた企業様にとっては第1回目の申請はハードルが低いためチャンスといえます。

 

一方でコロナ感染症の変異ウイルスの爆発化の懸念から、再度の緊急事態宣言の発令の可能性が出てきています。

これまでは経済活動を続けたうえでの発令でしたが、大阪府においては人の動きをより制限する方向で調整をしているとのことです。急激に増え始めている東京都においても同様に考えている可能性もあります。

 

投資のタイミングとして事前に着手をしてしまっている緊急性の高いものは動いているので止めようはありませんが、怖いのは経済活動の停滞による採択後の事業実施の動きが強制的に鈍くなることです。

それにより事業計画の想定に影響を与えるからです。

アフターコロナに向けて直ぐに効果が出る施策を計画に盛り込み今年の半ばまでには波に乗ると計画に示しても、現実性が薄いと捉えかねません。

 

当補助金はウイズ、アフターコロナとして会社を変化させていくものですが、経済が停止するようなことまで想定はしていないといえます。

経済を停止などする場合は、補償の給付という対応となり当補助金よりも事業の維持に主眼が置かれるようになります。

 

補助事業を既に事前着手している企業様はこのまま申請いただく形で良いと思います。

一方で、採択後に事業を開始する企業様は締め切りの4月30日までに時間がありますので、申請して対応できるかを再検討してみてください。

 

コロナで事業を途中で中止した場合で、同じ内容にて再申請は採点からみて厳しいと思われます。

コロナでチャンスを得る機会を得たのに、そのコロナでチャンスを失わないようにしてください。

 

何となく不安になる状況になっています。

もちろんこの状況に勝機を見出せる企業様は一足先に新しいステージに進んでください。