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【情報共有】日経新聞(5月12日付)中小企業診断士、「コロナ特需」に自戒について

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

 

当サイトでは事業再構築補助金について定期的に記事を配信してきました。

 

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このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。

以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。

https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/

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知り合いの診断士の多くや金融機関に登録されている診断士の先生方については、事業再構築補助金の出現は新たなビジネスチャンスを生み出してくれたといえます。

しかし、日本経済新聞の5月12日付の以下の記事にてキツイ一言が身内の診断士から出されていました。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB078M20X00C21A5000000/

 

かいつまんで言いますと、以下のとおりです。

・本来の中小企業診断士の役割は企業と一緒に考える

・補助金の作成の代行業者ではない

・実施支援も含まれていない補助金作成支援は断るべきだ

 

非常に正しい内容だといえます。

補助金は実は採択よりも採択後に適切に補助事業を進めていくことのほうが負担は大きいといえます。

事務の手引きなどをみて、お金をもらうための手間が相当かかることに不満を持たれる方もいらっしゃるくらいです。

 

今回の補助金が初めての方も多く、一部の企業さんはもらえるから申請したという漠然とした申請や駄目になったら中止すればいいだけという甘い考えの方も多く、ゴールにたどり着けない方も多く存在すると考えられます。

もちろんそもそもやる気がないのに金目当てであれば、やめるように助言することも診断士の役割だといえます。また、進めることの難しさを伝えて、それでも申請したい方に対しては、その会社の経営資源の一部となって対応するくらいの気概が欲しいものです。

 

私も何社参加と話していますが、その方たちにはその気持ちがあるかを確認したうえで支援に臨むようにしています。

 

一緒に取り組む診断士と企業の皆様が出会えますように。