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Blogは長期モデル

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

 

私は現在Blogを活用して中小企業様のお役に立つ(つもりで)情報を発信しています。これにより結果として認知度が向上して、HPの検索順位が上がることになります。個人的にはBlogはWebにおける有効な情報発信ツールとして認識しています。ただし、内容や文量含めて考えたうえで取り組む必要があります。

なお、私はBlogの作成については短期的なテーマ、いわゆる直近で起きた話題と中長期的に状況や実態が変化しない話題を盛り込むようにしています。

加えて、短期的なテーマにおいても目線としては、数年後でも過去のアーカイブスとしてある程度参考になる情報としての位置づけで考えています。

あまりにも事実が変動する話題ですと、発信後に修正を加えないといけなくなり負担が増します。

 

Blogは芸能人の方等でも発信されていますが、Twitterなどの単発的な発信でかつ経緯が見えづらいツールと比べて過去を追うことができるため、ファンの方にとっては後追いができます。また、不幸な事故等で亡くなられた後もBlogを事務所の方や誰も管理していないが残っている状況でファンが集ったり、興味を持った人が新たに訪れファンになるなど、長期的な関係性が構築され続けるといえます。

 

以上を踏まえると、短期的な話題よりも個人や企業がお客様との関係性を成長させていく長期的な関係づくりのツールとして考えることができます。

しかし、その分短期的な爆発力をもった発信には不得意だといえます。

 

では、企業がそのような活動をすることに意味があるのでしょうか。例えば、以下のような形でしょうか。

①自社のお客様へのおもてなしの表明について述べる

②自社の技術やサービスについて明確に示す

③販促やサービス情報等を示す

④社長のキャラを際立たせることでお客様との接点づくりとして活用する

⑤従業者の業務や日常を活用することで親近感をいだいてもらうことでリクルートにつなげる

 

①~②については、書きやすいと思いますが、同じ話を繰り返し示すだけになるので、何度も何度も書き込みづらいところです。

③については、定期的に特別サービスや新商品の案内ができる比較的モノやサービスの流れが速い企業であればやりやすいでしょうが。記事というよりは、PRに近いため、Twitterやインスタグラムの方が有効かもしれません

④は社長や特定の社員が発信することになるため、かなりその人に負担がかかります。また、キャラを際立たせるために、自社の製品やサービスと個人の情報がシンプルに連動されていないと面白くないです。

例えば、鈑金業⇒キャンプ、アウトドア、スケートショップ⇒スケートボード

⑤従業者の業務や日常ということで、個人的なプライバシーにもかかわる内容なので、発信には注意が必要ですし、方向性がずれてPRが悪い方向にいかないように注意する必要があります。

 

多くの場合は、①~③までに取り組むのですが、思ったよりもネタがないということです。

そうですよね、忙しいのにいきなり話をつくれといっても厳しいかと思います。

かといって④と⑤は上級者向けともいえますし、リスクがそれなりにあります。

 

では、どうしたら良いかですが、自社のサービスや商品について、フレームワーク的に展開することかもしれません。

・料理:一品ずつ紹介する(飲食店はやりやすいですね)

・サービス:(直接的プロダクト)施術やサービスの内容、(間接的プロダクト)五感に関わる工夫、インテリア

      (店販品)と(市販品)の違い、当該サービスによるリラックスと日常で可能なリラックス

・製造:精度、対応可能範囲、図面の有無、所有機会の特徴、図面の見方、指示通りと逆提案

 

上記はフレームワークほど大それたものではないかもしれませんが、自社のサービスや商品等とそれを取り巻く状況を切り分けることで話題を増やすことが可能といえます。

 

以上試してみてください。