Emotet(エテモット)の蔓延

こんにちは、中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。


最近、公官庁や大企業を中心にEmotetを送り付けるケースが急増しているようです。
まずマルウェア(Malware)が何だということから説明します。

不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称」として、ウィルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、キーロガー、ボット等があげられます。それぞれの内容は割愛します。

主に、ミーティングや会議の招待、取引先からの請求、返信メールを装ったメール等が多いようで、2019年後半から確認されるようになりました。
特に受信者の氏名、所属を含む件名もあるため、区別が難しいものがあります。

現総理、菅官房長官(当時)が2020年2月に言及しているくらい問題があるウィルスなようです。

https://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/98_abe/20200203message.html

中小企業に係わらずメールを取り扱う人間が注意しないと感染する可能性が高いので、自社のウィルス対策やセキュリティ対応を過信せずに、メールを確認する癖をつけたいところです。
対応については、東京都が出していますので、確認してみてください。

https://cybersecurity-tokyo.jp/2020/02/18/security/docs/emotet.pdf