こんにちは、中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
中小企業から家電製品の開発（コンセプト開発）の相談を受けることがあります。
多くの場合は企画を立てて製品化できる業者に委託発注することになります。
自社で電気関連の規格等に対応することはそれなりのノウハウが必要なのでそちらをお勧めします。
一方、自社で製造したいという場合も最近増えてきました。
インテリア会社や木工所、電気を扱ってこなかった雑貨屋さんなどは規制があることを認識していないケースがあります。
電気製品を製造する際には「電気用品安全法」「消費生活用製品安全法」等の適用が前提となります。その他には「医薬品医療機器等法」「工業標準化法」等の法律による認証制度があります。
そのため雑貨屋さん等でオリジナル製品を作る場合は、自社で対応することができるかをよく考えてください。
知らないでは済まないので、製造予定の電気製品が、法律の適用を受ける必要があるか、流通等に乗せるうえで法律に基づく認証が必要とされるか、事前確認をしてくださいね。
なお、現在ではPSEを満たした電気製品をOEMしてくれる企業がありますので、そちらと連携して自社にとってやりやすい形で製品化を進めるやり方もあります。
いずれにしても家電を作る際には色々と検討すべき点がありますのでご注意ください。
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