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meviy(メイヴィー)の普及拡大

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

 

meviy(メイヴィー)の躍進について情報発信をします。

 

meviyものづくり中小企業支援 100社支援枠の上限に到達、好評につき追加募集

 

という記事を見ました。

 

概要としては、中小企業にも部品発注サービスを利用してもらうためのキャンペーンですが、100社対象で発注してもらう部品において10万円まではmeviy(メイヴィー)が負担するというものです。

それが応募上限数を超えたため、30社追加募集するというものです。

 

以前も述べていたように、meviy(メイヴィー)はプロトラブズと並んで日本の製造業の製造においてシェアを増しています。

 

基本的には大手の発注が多かったようですが、次第に中小企業のメーカーや自社製品開発、試作製品開発を行っている中堅から零細といわれる規模の会社まで広がっているようです。

 

なんと、リンクを掘り下げて確認していると。。。

 

大田区の下町ボブスレーにも参画していたフルハートジャパンさんが上記リンクにて利用している映像を見ました。

 

驚きました。大田区の企業数が減っていることや3DCADでのデータ納品に対応したうえでコストと時間を抑えてくれる企業が少なかったからでしょうか。

川崎や城東エリアまで拡大すればなく無いとは思うのですが。。。

 

やはり、社長のコメントにあるように人員の少ない企業さんが生産性を高めていく必要があるからでしょうか。

図面の隠語を読み取ったり、すり合わせをする事で高品質の部品が確保できましたが、必要要件を満たし、予定する機能と性能を提供できれば良いとすれば、3Dデータによるやりとりの方が手間が圧倒的がかからず、他の創造的な業務に時間を確保することが可能となります。

 

また、meviy(メイヴィー)では、海外でいうエキスプレス対応が一般的であり、そこも魅力的なのでしょうね(仕事として後回しされないAmzon的納品の仕組み)。しかも、仕様から外れているものについては、翌日無償で届けてくれるようです。中小企業者さんにとっては、なかなかできないことです。

 

更には、3Dで視覚的に作ったものを切り分けせずに一体で提供すれば形になる点も魅力的かもしれません。

このままいくとますますシェアが拡大していくでしょう。

 

そうなれば、3D CAD対応に弱い加工業者さんは苦しくなるかもしれません。また、品質、納期対コストでみて、コストが低ければ価格競争も始まるかもしれません。

 

急激に力を増すmeviy(メイヴィー)、中小企業製造業にとってはチェックしていく必要があると思います。

味方とするか、競合とするか。

 

どうしますか?