こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
製造業様の製品開発について支援させていただくなかで、形はできた、機能は満たせたのだが、いざ販売を開始しようとして代理店、商社等への営業を開始したところ、規格への適合の有無と効果におけるエビデンスの提出を求められて困ったがどうすれば良いという相談を受けることがあります。
当然ですが、機能面が著しく求められる製品において確認されることが多いです。
いわゆる充電機器や白物家電であればJEM(ジェム)規格(日本電機工業会規格)、なお、薄型テレビ、ブルーレイレコーダーなどのAV機器やパソコン、半導体などは、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)において満たす必要があります。医療機器への参入希望が高いですが販売免許は非常にレベルが高いです。
ヨーロッパ向けにはCEマーキングが必要かとなりますし、ガスを取り扱う場合には都市ガスに関わるもの、分析に関わるものといったように分類されることになります。
私は素人なので語りませんが、以外と忘れて作っていることが多く、最後にこけてしまうことがあります。
機能面の品質保証、規制のクリア等様々な視点から求められますので、作りながらでもよいのですが、早めに確認を始めた方が良いです。
その他にもPL保険をかけた上で販売するなど知らない状況で販売開始をしようとしているケースがあります。
大抵はホームページ、SNSで売るんだというものです。
規格?煩わしいことではありますが、確認してくださいね。
ではどのように相談していくかですが、オススメなのは産業技術センターが各都道府県に置かれております。
そこで規格の専門家が配置されていますので、相談をしてみてください。
以下は東京都の産技研です。
https://www.iri-tokyo.jp/site/mtep/sodan-bunya.html
エビデンスについては公設試験場の利用と大学における試験等様々やり方があります。大学についてはツテが必要だといえますが、公設試験場は自社にあったオリジナルの試験も考えてくれるため、使い勝手は良いと思います。
製品開発の際の前提として覚えていただくとよいかと思います。
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