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面白い企業②(ギフトホールディングス)

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

面白い企業第二段です。

中小企業もフランチャイズの仕組みを活用して新規事業を進めることがあります。

製造業なのにコンビニ、タピオカ屋とかという話ですね。工場で良い立地を持っている企業様などが運営していることが多いですね。

さて、今回はギフトホールディングスについてご紹介いたします。
ご存じでしょうか、関東の方は『町田商会』『豚山』などの家系ラーメンの店舗としてでご存じかもしれませんね。
地方でもかなり店舗を広げ始めていますが、知らない方もまだまだいらっしゃいます。

この会社は、麺とスープ、チャーシュー、メンマに至るまでのフル内製化とプロデュース業、そして経営のシステム化による店舗展開に特徴があります。

そのなかでも今回着目したい点はプロデュース事業です。
プロデュース事業???ですよね。

フランチャイズとの違いは、収益モデルの違いにあります。
フランチャイズであれば、加盟料と店舗売上の数%をロイヤルティとして支払うことになります。加えて店舗の屋号は変えられませんし、メニューも本部の指導と管理を受けることになります。つまり、店舗のコピーができる仕組みです。

一方でギフトのプロデュースでは以下のような特徴があります。
・ロイヤルティなし
・加盟料なし
・屋号自由
・メニューも自由(もちろん主たるラーメンは固定的ですし、プロデュースされる形にはなります)
・食材の卸による契約となります(例えばスープをセントラルキッチンで作って納品するなどです)

特にラーメンについては個店(二郎系なども含めて)が流行のリーダーである「チェーン店」という色眼鏡を持つ方に対してもビジネスが展開できます。
お客様はここがセントラルだと知らずに美味しく食べていることになります。
例えば、現在ギフトさんは北九州、博多に豚骨ラーメンのお店をプロデュースしているようですが、来店者のほぼ大半はどのお店かは分かりません。
それによりバイアスなしで勝負できる仕組みとなります(少し罪悪感があるともいえますが)。

こんな展開ができるのであれば、醤油、塩、味噌でもラーメンのマス・カスタマイゼーションが可能となり、ある種の専門的なコンビニ化も可能となると思っています。

そこに加えて多店舗展開を支えるシステムを構築しています。

天気や曜日、お客様の情報を把握したサービスが可能となるでしょうし、店舗内の責任と評価が明確化されていることが強みとなることは明白だといえます。

 

いかがでしょうか、一回『かんまく』していただければと思います。