こんにちは中小企業診断士、ストーリーコンサルタントのCyphs(サイフス)です。
中小企業者様において新しい事業、海外展開、製品開発などを進める際に社長の一言で始まることが大半かと思います。
ですが、社員は訳も分からずに社長が突然言い出した新規事業に取り組まなければなりません。
そんな中で事業を開始しようとしてもすぐに失敗するのが関の山というところでしょうか。
では、どうすればいいのか。
社長が以下を従業員にしっかりと浸透させなければなりません。
○新規事業と必要性の理解
当り前のことと思うかもしれませんが、これをできていケースが多く存在してます。
従業員に浸透させるということは、社長がそれを説明できる状態でなければなりません。
さらには何故それをすべきかを自身が最も理解していなければなりません。
そうやって考えてみると、以下のようなイメージで進めていることに気づくことがあります(まさに「あれっ、よくわかっていなかったよ」という状態でしょうか)。
・国内事業が上手くいかないから、海外に出てみるか
・既存製品が不調のため新規事業として全く違うことをやってみるか
・既存製品より単価が高いものを目指そうとしたらやはり最終製品がいいと思うな
もし新たな取り組みが思い付きのレベルで実施されることになるとすれば付き合わされる従業員はたまったものではありません。
社長は燃えていますが、従業員は冷めていることが多々あります。
ではどうするかというところです。以下を試してみてください。
○経営会議(なければ事業に責任を持つ従業員が含まれる会議)で理解を得られ、合意形成できるかです。
家族経営であれば配偶者、両親、兄弟で構いません。
ワンマンとなりがちな中小企業は除外しがちになっていますが、必ず取り組んでください。
なお、当初の合意形成時に検討しておいたほうが良いことは以下のとおりです。
・事業の必要性
・企画立案の了承
・計画策定の了承
・撤退基準の検討
企画立案、計画策定という手順で行うことが明確でないと従業員はどうやって動けばよいか分かりません。
上記を踏まえて動かした結果に対して投資の決断をする流れになります。
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