【補助金の解説】事業再構築補助金とは②

こんにちは中小企業診断士、ストリートコンサルタントのCyphs(サイフス)です。

========================================

このページは事業再構築補助金に係わる情報発信をしています。

以下のページにこれまでの情報発信をまとめていますのでご活用ください。

https://www.cyphsjp.com/money/jigyou-saikouchiku/wakaru/

========================================

 

昨日のBlogの続きです。

 

当補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響が⻑期化し、当⾯の需要や売上の回復が期待し難い中、ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応するために中⼩企業等の事業再構築を⽀援するものです。

 

補助内容

対象枠組み

対象の枠組みとしては、以下があります。

1.中小企業(通常枠)

→小規模企業から中小企業のいずれも対象であり、中堅を目指さない、またはその段階にない企業が対象となります。

 

2.中小企業(卒業枠)

→中小企業から中堅企業を目指す、つまり成長を目指す企業向けの枠となります。

 

3.中堅企業(通常枠)

→中堅規模の企業が、取り組む事業再構築の取り組みを支援するものです。

 

4.中堅企業(グローバルV字回復枠)

→グローバルV字回復枠については100社限定のものです。以下の要件を全て満たす中堅企業向けの特別枠となります。

 

①直前6か月間のうち任意の3か月の合計売上高がコロナ以前の同3か月の合計売上高と比較して、 15%以上減少している中堅企業。

 

②補助事業終了後3~5年で付加価値額又は従業員一人当たり付加価値額の年率5.0%以上増加を 達成すること。

 

③グローバル展開を果たす事業であること。

中堅企業の補助率は、1/2ですので、中小企業の2/3と比べると補助率は低いですが、最大1億円の半分が補助されることを考えると、新規事業の開始や事業の見直しの負担が大幅に削減されます。

 

 

この補助金は、100万円以上ということで小規模企業の事業再構築も対象となります。

小規模企業の業態転換なども対象となりますが、求められる成果が高いものなので、余程成果が明確な取り組みでないと割に合わないかもしれません。